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ジャパンカップ2017の順位と回顧

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(画像はJRA公式HPより引用:http://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html

当日のオッズは1番人気キタサンブラック、2番人気レイデオロ、3番人気サトノクラウンと、キタサンブラックレイデオロのどちらが強いのか? という様相を呈していたジャパンカップ

しかし結果的には、これまでキタサンブラックに完膚なきまでに叩きのめされ続けていたシュヴァルグランが、鞍上にオーストラリアのトップジョッキーであるH.ボウマン騎手を迎えた結果、これまでとは見違えるような走りを見せて完勝。うん。ほんと言葉通り完勝でした。

それでは、上位入線した馬を順番に振り返ってみましょう。

1着シュヴァルグラン

前走の京都大賞典(3着)では後方待機策から捲って上がっていく競馬でしたが、今回はスムーズにゲートを出ると馬なりで5番手追走。終始キタサンブラックをマークする競馬となりました。

直線まではインを全くロスなく追走して、直線に入ると同時に、前にできた僅かなスペースを割って馬場の良いところを瞬時に確保するというH.ボウマン騎手の絶妙な手綱さばきに導かれて、直線坂上でキタサンブラックを交わし去り初G1制覇を成し遂げました。

これだけ強い競馬をできる馬が今までG1でキタサンブラックに全く歯が立たなかったというのは不思議なもんですね。

シュヴァルグランは、東京での複勝率100%。内枠での複勝率100%。11月出走時の複勝率100%。G1での複勝率50%。外国人ジョッキー騎乗時の複勝率100%と買い材料は揃っていたので、おさえの1頭として購入していた方は多いでしょうけど、頭で買っていた人は、最終オッズを考慮してもそれほど多くはないでしょうね。的中された方おめでとうございます。

2着レイデオロ

キタサンブラックが、ディサイファに終始突かれていたことで、今年は道中少しも緩むことがない厳しいラップとなりました。その流れを11-9-9-7という位置取りで進めたレイデオロは、上位3頭の中では最も恵まれた競馬。

それでも勝ちきれなかったあたりは、古馬に混じると抜けた力を持っているわけではないということでしょう。

しかし、まだ3歳で、キャリアも浅い馬ですから今後どこまで強くなるのか楽しみですね。今回の経験は今後活きてくることでしょう。

3着キタサンブラック

結局1番強い競馬をしたのはこの馬でしょう。

自らハナを切って道中ペースを落としたいところで、キタサンブラックを潰すためだけの競馬をしていたディサイファにつつかれ、その上落鉄もしていながら最後まで見せ場を作りました。

中間の追切本数が少なめだったのは、当初から「目標は有馬記念」と陣営が公言していたことを示すものだったのでしょう。

レース後に武豊騎手が「意外と伸びなかったから落鉄しているのかもとは思った。レース後確認したらやっぱり落鉄していた。影響があったかはわからないが、残念。次は是が非でも勝ちたい」というような内容の話をしているように、全力を出しきれなかった可能性も高いです。

また、管理する清水久詞調教師は「まずは無事であることを確認してから、有馬記念は目一杯仕上げます」と答えていることからは、今回は目一杯仕上げなくても勝てると考えていたのは間違いなさそうです。

近年では、ディープインパクトオルフェーヴル、モーリス(有馬記念ではないですが)といった名馬達が、後先考えることなく究極の状態に仕上げることができる引退レースで、他馬を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを披露しているように、キタサンブラックもまた障害最高のパフォーマンスを披露して引退の花道を飾るかもしれません。

4着マカヒキ

道中は馬場の傷んでいる最内を開けて追走。3角ではレイデオロの直後。ただ、4角で外からラストインパクトに蓋をされる格好で直線に向いても外に出せず、レイデオロが抜けた後の進路をジワジワ伸びてきた格好。

馬群を抜けた時には大勢が決した状況ではありましたが、近走では最もいい内容の競馬でした。

ただ、やや反応が鈍くなっている面は否めず、仮に直線スムーズだったとして前にどこまで迫れたかはなんとも言えないでしょう。

レースぶりが良化したことは間違いないですが、これを限界と見るかようやく復調してきたと見るか。私は、現状ではこれが限界でこれ以上の上がり目は望めないと思いますが、どうでしょうか。

5着アイダホ

外国馬としては久々の掲示板。A.オブライエン厩舎の面目は保ったという形でしょう。

3歳時には英愛ダービー両方に参戦してそれぞれ3着・2着と能力は見せていましたが、その後は英G2を1賞しただけで鳴かず飛ばず

この後に控える香港での競馬の叩き台という意味合いがあったであろうことを考慮すると悪くない結果だったのではないでしょうか。

まとめ

全体的に見れば、特に大きな不利もなく、各馬が現時点で出せる力を出し切ったと言っていいでしょう。

キタサンブラックが敗れたことで、芝G1最多勝を狙うことはできなくなりましたが、ラストランでどれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか今から楽しみですし、逆に、そのキタサンブラック有馬記念で再度シュヴァルグランが撃破できるのか、レイデオロがさらに成長した姿を見せてくれるのか、それとも今回の舞台には適性が合わなかった馬の巻き返しがあるのか、見逃せない有馬記念となりそうです。

ちなみに、私個人の馬券としては「予想家登龍門選手権」に提出した予想の買い目とキタサンブラック複勝を購入しました。で、「予想家登龍門選手権」の買い目合計15点は3連複のみ的中だったので、200円×投資分のトリガミ複勝は120×投資分の的中で一応プラスという結果でした。

今週公開した軸馬予想は下の画像のとおり。実際に購入したのは軸馬予想の複勝に加えて「予想家登龍門選手権」で予想した本命馬の京都9Rスズカフェラリー(3着)、京都10Rモズアスコット(1着)、東京11Rキタサンブラック(3着)、京都12Rセイウンコウセイ(7着)の複勝。それと公開した買い目なので、回収率でいうと110%くらいでした。楽しみながら勝つという意味ではまぁ普通の結果でしたね。

来週はもっと頑張りたいと思います。

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