【重賞予想】東海S2018の全馬短評と簡易予想
どーもです。
東海Sにふさわしい画像がみつからなかったので、とりあえずキレイな景色のフリー素材でごまかそうという意図です。
さて、今回のメンバーだとどう考えてもテイムジンソクが断然の一番人気だろうと思います。
普通に走れば間違いなく1番強いとも思います。
でも、去年の夏からずっと使ってきて、チャンピオンズカップから中6週。そろそろ疲れてるんじゃないの?
とりあえず、パット見た感想はそんなところです。
では、全馬見ていきます。
全馬短評
1枠1番ローズプリンスダム
レパードSではお世話になりました。ただ、それ以降は掲示板にさえ載っていません。元々好走を続けられるタイプではなさそうなのでそこは良いとして、気がかりなのは古馬と一緒に走るようになった直近2走では、3歳限定戦の頃よりもポジションを取れなくなっていること。
さらにいえば、良い悪いは別として、木幡巧騎手騎乗の際は積極策をとっていません。
その事実を踏まえると、今回も意図的に前に行くことは無さそう。
4歳世代のダートのメンツはどうも古馬に混じってからトップレベルでは微妙な印象もあってここはちょっと手を出しにくい。
ポテンシャルは秘めていると思いますが、ここでは消して良いかなと思います。
1枠2番シャイニービーム
直近2走で連続3着。前付けできてメンバー中5番手~7番手くらいの末脚を堅実に使う馬。パンチは無いですが、展開次第でなだれこみはありそう。
このメンバーの中でのモノサシになりそうな馬。
全馬見渡した段階で決めます。
2枠3番モルトベーネ
昨年は展開に恵まれての2着。
今年はテンに速い馬や前に行きたい強い馬がいますから、トライアルレースということを考慮したとしても昨年ほど遅くはならないことが想定できます。
今年は展開面での恩恵はないでしょう。
また、テイエムジンソクと同タイプの脚質のこの馬を評価してもあまり意味がないかなと思います。
テイエムより後ろに位置する馬は当然テイエムを交わすために仕掛けてきます。そのときにテイエムの近くにいるであろうモルトベーネが後続をしのぎきれるとしたら、「テイエムと同等の力を持っていた」「極端に展開面での恩恵を得られた」パターンしか考えられません。
能力的に大差がないとは言えませんし、前述のとおり今年は昨年ほど遅くはならないでしょうから、この馬を狙うのはなかなか無理筋かな。
あるとすれば、3角時点でテイエムが手応えを無くしていて、各馬が仕掛けのタイミングを逸した場合の残り目くらいでしょう。
私は消します。
2枠4番サルサディオーネ
中京ダ1800m2戦2勝ですが3歳の牝馬限定未勝利戦と500万下のみ。それ以降大敗続き。ここではさすがに無理でしょう。
3枠5番サンマルデューク
末脚は良いものを持っています。ただ、近走では基本的にレースに参加せずに直線だけでどこまで前に迫れるかという競馬をしていて、単純に全体的な脚の速さが足りません。消しです。
3枠6番コスモカナディアン
戦績からは小回りコースで持続力が求められるような競馬が合っている印象を受けます。地力はありますが、ここではいらないかな。消しです。ここでボロ負けしてもらって地方交流重賞で買いたいですね。
4枠7番タガノエスプレッソ
出遅れ癖があるのが嫌なところですが、一発あるかもしれませんね。
直近5走は全て上がり順位5位以内。
テイエムジンソクが周りにいる馬を蹴散らして大勢が決したところに突っ込んでくるというイメージは湧きます。ヒモ穴ですね。
4枠8番テイエムジンソク
普通に考えて消す必要が全くない馬。
問題は軸にするかどうか。
戦績をよく見ると、適度に中10週以上の休みを入れてたんですね。しょっちゅう走ってるイメージがありましたが、完全に気のせいでした。
前走は勝ちに等しい競馬をしていましたし、その時からはメンバーレベルが格段に落ちます。
本番はフェブラリーステークスだとしても、このメンバー相手に惨敗は考えにくいでしょう。素直に軸として評価します。
5枠9番ディアデルレイ
前走の師走Sは展開に恵まれたとはいえ、後続に0秒7差をつけての圧勝。
今回もハナを切るのがベストだと思いますが、仮にハナをきれなかったとしても勝負圏内にはいるでしょう。
それほどメンバーレベルが高いレースでもないので、ヒモにいれておくべき馬かなと思います。
5枠10番オールマンリバー
穴の筆頭格。
過去の戦績や相手関係からは少しばかり地力が足りないかなという印象も受けますが、テイエムジンソクが前を掃除するという想定で馬券を組むので、確実に末脚を使えるこの馬は、展開面の恩恵を受けられそうな差し・追込勢の中では最高評価を下していいでしょう。
できれば内枠のほうが良かったとは思いますが、中京ダ1800mで2位以下に6勝差をつけてブッチギリでトップの騎乗成績を残す藤岡康太騎手が鞍上ですから上手く乗ってくれることでしょう。
ちなみに藤岡康太騎手と古川吉洋騎手(テイエムジンソクに騎乗)は、中京ダ1800mに限ると過去3年間で単複回収率が100%超、複勝率もそれぞれ30%以上の数値。
オッズ次第では馬連・馬単・ワイドをこの2頭で買うという選択肢もアリかなと思います。
6枠11番アスカノロマン
近走の成績はふるいませんが、中京は(2-0-1-1)で最低着順が4着という実績。
大凡走からの巻き返しも平気でやってくる馬なので一応拾っておきましょう、と、言いたいところなのですが、調教の内容が良くなくて衰えも感じるので基本的には消しです。買い目に余裕があれば拾ってもいいかな、という感じです。
6枠12番ドラゴンバローズ
前走はポジションが悪く負けました。前走の敗因はそれだけでしょう。
この馬はスムーズに走れないと脆い部分があるので外目の枠を引けたのも好材料。鞍上に和田騎手を迎えた際には(2-3-1-0)と崩れたことがなく、この馬の良さを目一杯引き出す騎乗が期待できます。
人気かもしれませんが普通に考えて消せません。
7枠13番サングラス
無くはない1頭だと思いますが、頭はないでしょう。
前述のオールマンリバーやタガノエスプレッソと同様に、テイエムが前を潰したら突っ込んでこれる馬たちの中の1頭。
オールマンリバーやタガノが詰まって出られなくて、この馬だけ大外から飛んでくる、という可能性はゼロではないかもしれません。
7枠14番ゴールデンバローズ
3歳時にはドバイ遠征を行ったくらい、高いポテンシャルを秘めていて陣営からも期待されている馬。
能力を発揮できない主な理由は馬の精神面にある、というコメントが漏れ伝わってくる馬なので、正直なところいつ走るのか読みにくいタイプではあります。
ただ、今回は、外目をスムーズに気分良く自分の走りができる可能性はあるので、買って良いタイミングかなと思います。
8枠15番クインズサターン
これも、テイエムが前を潰して大勢が決したときに突っ込んでくる枠の馬。
順番をつけるとしたら、
オールマンリバー>>クインズサターン・タガノエスプレッソ>>>>>>>>>サングラス
こんな感じでしょうか。左回りのほうが走りはスムーズなので、前走以上を見込めるでしょう。買います。
8枠16番ショウナンアポロン
近走はあまりにもリズムが悪すぎます。復活の兆しを見せるか、単騎逃げ濃厚なタイミング以外では手を出さなくていいでしょう。消しです。
結論
◎4枠8番テイエムジンソク
◯5枠10番オールマンリバー
▲6枠12番ドラゴンバローズ
△7枠14番ゴールデンバローズ
△5枠9番ディアデルレイ
△4枠7番タガノエスプレッソ
△1枠2番シャイニービーム
3連複軸1頭流し 軸8 相手 印各馬 15点
こんなところですかね。
もっと絞ってもいいかなとは思いますけど、ここから削れても3点くらいなので、それならこのままで良いかなと思います。