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【競馬予想】フェブラリーS2018の簡単な傾向と登録馬短評

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(画像はJRAHPから引用:http://www.jra.go.jp/keiba/tokubetsu/pdf/2018/feb.pdf )

フェブラリーSの時期がくると、今年も本格的に競馬シーズンが始まるな-という気がしてきますね。

どーも、おじさんです。

最近はダート競馬に対する苦手意識も薄くなってきましたが、相変わらず重賞はちょっと…という感じ。

特に、ダート重賞は毎回同じようなメンツでやるので、乗り方ひとつ、調整過程ひとつが結果に大きく影響するので、なかなかムズカシイですね。

今回は、出走馬が確定していない、枠も確定していない段階での展望なので予想は載せませんが、各馬の短評などを。

登録状況

テイエムジンソク
ノンコノユメ
サウンドトゥルー
ゴールドドリーム
ケイティブレイブ
アウォーディー
インカンテーション
ベストウォーリア
レッツゴードンキ
ニシケンモノノフ
ロンドンタウン
メイショウスミトモ
ララベル
キングズガード
サンライズノヴァ
モルトベーネ※回避予定
ノボバカラ

除外対象馬
モンドクラッセ
サイタスリーレッド
アスカノロマン
カフジテイク
コパノチャーリー
コスモカナディアン
ヒデノインペリアル

ラップタイム

その時出てる馬によってレースの流れは変わってきますが、どういった競馬になりやすいのかという傾向を把握する上で、過去のラップタイムを確認しておくことは重要。

私は数字が苦手なのでラップ分析は苦手ですが、雰囲気で掴んでおけばなんとかなるでしょう(笑)

過去10年ラップタイム

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平均ラップタイム

12.3-10.9-11.6-12.1-12.4-12.0-11.8-12.2

前半3F34秒8 中盤24秒5 後半3F36秒0

ラップからわかること

前半3F35秒を切るレースが多いようです。要するに、ハナを切るためにはテンのスピードが必要。

ちなみに、過去10年間のフェブラリーSでハナを切って馬券になったのは2011年のトランセンドのみ。その2011年は前半3Fが35秒7と過去10年でもっとも遅く、展開にも恵まれた可能性が高かったことがわかります。

また、逃げ馬のイメージが強いコパノリッキーですが、フェブラリーSでは一度もハナを切ったことはありません。連覇を飾った際(2014年、2015年)にはいずれも2番手からの競馬でした。

傾向的に、簡単にハナを奪うことは難しく、ハナを切れたとしても馬券になるのは厳しい条件。つまり、当レースに関しては逃げ馬がポジション利だけで粘り込むのはムズカシイ傾向にあるということがわかります。

 

脚質傾向

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逃げた馬が良績を残していないことはラップ傾向で触れたとおりです。しかし、先行馬は良績が多く、好走脚質の割合としては最も高いです。

また上がり3F順位の傾向からは、上がり最速を出せるような馬は複勝圏内に好走できる確率が高いこともわかります。

また、勝ち馬の数は1位から5位までいずれも2頭ずつ。上がりを使えないのに粘り込むというのはかなり厳しく、近走で上がり実績のある馬を狙うのがセオリーとなりそう。

前走距離

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同距離上級条件の番組は武蔵野Sくらいしかないのでこの成績も納得。今回延長組は基本的には不利という認識で良さそうです。

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画像は今回距離延長で馬券になった馬。解像度の関係でみづらいでしょうから、テキストでも起こします。全馬、前走根岸Sです。

該当全馬、根岸Sで馬券になっていて、上がりも上位。距離延長で挑む絶対条件と考えていいかもしれないですね。また、前目から脚を使うほうが有利な傾向にあるものの、距離延長組からは、中団以降から競馬をすすめる馬が好走しているのも特徴と言っていいかもしれませんね。

距離延長組を買うなら、差し馬という感じでしょうか。

簡単なまとめ

シンプルに考えると、ある程度の位置取りを取れて、末脚もしっかりしている馬が来る、つまり、基本的にはシンプルに脚の速い馬が上位にくる、G1らしいレースと言える傾向にあるということでしょう。

登録馬短評

アウォーディー

芝も含めて初めてのマイル戦。近走は行きっぷりが悪くなっている印象も受けるので、そのあたりがどうでしょうか?全盛期と比べて成績も落ちてきており、純粋な能力という点ではもはやトップクラスではないという感じでしょう。

もともとずるい性格の馬という話はよく目にするので、初のマイル戦の流れでいい影響を及ぼす可能性は考えられますが、勝ち負けできる候補にはしづらいですね。


アスカノロマン

2016年のフェブラリーS3着馬。後にも先にも3角通過順位ふた桁(当時10番手)で競馬をしたのはそのレースだけ。普段は前で競馬をして粘り込む馬が後ろから差してくる。たまたまハマったという評価が妥当でしょう。近走はスムーズな競馬をしていながらも見どころのない競馬が続いているように、力が足りないのではないでしょうか。


インカンテーション

府中のダ1600mは過去に4回走って1着1回2着1回4着1回と比較的相性が良いコース。スローになればワンチャンあるかなという感じでしょうかね。これまでの実績からはスピードを活かせるレースになれば好走できて、タフさが問われるレースになると惨敗する傾向が見て取れるので、前走東京大賞典の惨敗は気にしなくていいでしょう。が、今回はテイエムジンソクとケイティブレイブがいます。

テイエムジンソクはテンのスピードも早く、自身が逃げる逃げないに関わらず厳しい流れを作るタイプ。

で、逃げたほうが結果を出せているケイティブレイブが、テイエムジンソクを交わして前で逃げるとしたら、当然厳しい流れになる。

つまり、レース質は軽くならず、スピードよりもタフさが問われる流れになるであろう今回は、インカンテーションが好走するには、厳しい条件になると考えられます。

 


カフジテイク

賞金・レーティング的に出走できないと思いますが一応。

前走は絶好の展開で3着。上がり2位の末脚は使いましたが、絶好調時のカフジテイクであれば、少なくとも上がり最速は記録していたでしょう。昨年のドバイ遠征以降、どうも迫力に欠ける印象。

最後方ズドンの競馬から卒業しようとして、位置を取りに行こうとするようになってから、イケイケ感がなくなってしまいましたね。なんというか、丸くなってしまったというか、そんな感じです。


キングズガード

これはカフジテイクの下位互換馬。相当紛れないと苦しいでしょう。力が足りてないです。展開利があって追い込みが利いたとしても、その前にノンコノユメとかサウンドトゥルーとかがいるでしょう。


ケイティブレイブ

昨年のフェブラリーSでは前半3F34秒0の厳しい流れを4番手から追走して0秒5差の6着。けっこう頑張ってました。

チャンピオンズカップでは3番手追走から0秒3差4着。ここも頑張ってました。

その次の東京大賞典では2番手追走から勝ち馬に離された3着。

前走の川崎記念では逃げて勝利。

こう振り返ると、常に自分の力は出せるタイプで、自分より強い馬には勝てないタイプという印象です。

インカンテーションの短評で「ケイティブレイブは逃げたほうがいい」と触れましたが、訂正します。

逃げたほうがいいというより、ケイティブレイブが逃げられるくらいにテンのスピードがない馬が揃うレースなら、ケイティブレイブは能力上位と評価できるという感じですね。

おそらく今回はケイティブレイブが自然に逃げるというのはムズカシイでしょう。無理に逃げたら潰れるのは昨年の平安Sで証明済みですし、どういう競馬をするか見ものですね。

頭で狙うのはけっこうムチャかなという気がします。


コスモカナディアン

出られなさそう。


コパノチャーリー

出られなさそう。


ゴールドドリーム

連覇を狙う昨年の覇者で東京コースは連対率100%。鞍上はライアン・ムーア。特に嫌う要素がありません。チャンピオンズCでは後ろからただ1頭猛然と追い込んで差し切ったように能力も高いです。

気性的に脆い面があるので軸とては買いにくいタイプですが、勝ち負けできる候補としては考えておく必要があります。

難しいことは考えずに、とりあえず買っておけばいいんじゃないですかね。


サイタスリーレッド

出られなさそう


サウンドトゥルー

強い馬であることは認めなければならない実績の持ち主ですが、完全に漁夫の利を狙うタイプの馬。枠順によるところも大きいので枠順と展開次第でしょう。基本的にこの手の馬を頭で狙う必要はないと思います。個人的に、こういうタイプの馬はあまり好きではないです。


サンライズノヴァ

本来は、どんなポジションから競馬できるタイプだと思います。位置を取りに行って前目で競馬をして欲しいと思うのですが、鞍上がそういう競馬をしてくれないのでなかなかもどかしい。

前半3F34秒1で流れたユニコーンSで、ラスト3F35秒4の上がりを楽々と記録して後続をブッちぎったことでそういう競馬にこだわるようになったのかもしれませんが、個人的にはハマり待ちをせずに勝ちに行って欲しいと思っています。

馬が自分から前に行きたがってくれればそういう競馬になると思いますが、どうでしょうかね。

前への意識が強い騎手あたりに乗り替わって欲しいところですが、今回も戸崎騎手のようなので、扱いが難しいところ。ハイペースになると思うなら消せないし、平均ペースくらいだと買いにくい。そんなところでしょうか。能力自体は足りていると思います。


テイエムジンソク

先行馬が潰れるようなペースでも自分だけが生き残るという競馬がこの馬のスタイル。フェブラリーSは条件的にマッチするのではないでしょうか。

 

ゴールドドリーム同様に無理して嫌う必要はないかなと思います。

ただし、今回は初めてのマイル戦。

マイル以下とそれ以上の距離では道中のペースがかなり違うのでそのあたりがどうでしょうか?死角はこのあたりにあるでしょう。


ニシケンモノノフ

去年はかなりのハイペースを番手追走から先行馬最先着の5着。前走はどうして芝のシルクロードSを使ったのか調べてないのでわかりませんけど、あの惨敗で人気を落とすようなら期待値的には狙っても良い1頭だと思います。


ノボバカラ

もともとマイル戦で実績を積んできた馬なんですよね。スピードがあるし、ダートのマイル戦は東京しか番組がないので、スプリント路線を歩んでいたという感じでしょうか。

ただし、今回はスピードだけではなくスタミナや底力を問われるレースとなりそうなので、スピードに寄った個性を持つノボバカラはちょっと違うかなという印象です。


ノンコノユメ

ディープインパクトブロードアピールクロフネといったタイプの差し、追い込み馬は評価しますが、サウンドトゥルーデニムアンドルビーといった、他力本願なタイプの差し・追い込み馬は評価しません。

ノンコノユメブロードアピールのようなタイプだと思うので、3歳時は高く評価していたのですが、その後の成績を見ていると、去勢云々は抜きとして、どうもサウンドトゥルーのようなタイプなのかなと感じます。2016年、2017年の成績を見る限り、自身の力は出していると思います。ただ、展開が向かなかった。つまり、展開待ちの馬でしょう。

今回、テイエムジンソクがレースの中心になることを踏まえると、展開自体は向くと思うので、差し追い込み勢の中では筆頭候補と考える必要があるのではないでしょうか。


ヒデノインペリアル

出られなさそう


ベストウォーリア

成績を見る限り、ゆるい流れでも負けていますし、実績のある舞台でもあっさりと敗戦。そう考えるとピークは過ぎたと考えるべきかもしれません。


メイショウスミトモ

本当に出てくるんでしょうか?さすがに力自体が足りないと思います。


モルトベーネ

体調不良で欠席予定


モンドクラッセ

出られなさそう。ただ、これが出てくるとなると、とりあえず先行争いを激化するためだけの存在になりそうなのでけっこう厄介。出られないほうが助かります。


ララベル

足りません。厳しいペースで粘れるほどの力はないでしょう。地方馬なので成績の分析に時間がかかるのですが、さすがにこの実績の馬に時間を割くのは効率的ではありません。ここで好走できるだけの地力があるなら、牝馬交流重賞くらいは無双してるはずです。


レッツゴードンキ

芝短距離の準トップクラスの馬。地方交流重賞とはいえダートでの実績もあります。力関係はやってみないとわかりませんが、3連系馬券を買うようなら、買っておいても良いんじゃないですかね。


ロンドンタウン

ダート1700mでは安定して強くて、ほかの条件だと掴みどころのない馬。前でも後ろでも競馬ができて、ちょっとつかみどろがないという感じ。

ポテンシャルは高いけどどちらかというと小回り巧者と評しても良いのですが、それで済ませていいのか悩む1頭です。テイエムジンソクを実際に負かしているというのも、判断を悩ませるところ