【競馬予想ガイド】第2回 上がり3F順位1位の馬の重要性(後編)
どーも。おじさんです。
前編を御覧頂いていない方でもわかるようにつくるつもりですが、いちおう、前編も読んでいただけるとわかりやすいかもしれません。
もくじ
前編のおさらい
前編では、上がり3F最速を記録した馬は、そのレースにおいて馬券になる確率が非常に高いので、それを見つける努力をすることが、馬券を的中させるために重要だということを説明しました。
(上がり1位を記録した馬の前走上がり順位)
画像の通り、上がり最速を記録する馬のほとんどは前走でも上がり5位以内の脚を使っていることがわかります。
ただし、単純に前走上がり順位が上位の馬を買うだけで単複回収率がプラスになるわけではないということを、前回お伝えしました。
ここで、ポイントになるのは「単複回収率は100を超えない」ということです。
単勝や複勝を買うのであれば、前走上がり1位の馬を買い続けていたら負けます。
前走上がり上位馬の好走率に注目する
前走上がり順位が上位であれば、次走でも上がり上位を記録する可能性が高いことは再三お伝えしているとおりです。
上の画像では、前走上がり1位と2位にはそれほど差がありませんが、前走上がり3位と前走上がり1位・2位では少し差が出ていることがわかると思います。
前走上がり1位・2位の馬の複勝率は約33%~34%で、前走上がり3位の馬は30%を割ります。
ただ、いずれにしろ前走上がり順位1位~3位の馬は約3割の複勝圏内好走率であることがわかります。
つまり、前走上がり1位~3位の馬を軸にすることで、前走上がり順位から機械的に選んだとしても、約3回に1回は馬券になる軸馬を選ぶことができるようになります。
最近では、スポーツ紙の馬柱でも、前走上がり1位の馬は(新聞によっては2位も)わかるように記載されているものがほとんどなので、軸馬選びに迷ったときや、相手選びに迷ったときは、とりあえず前走上がり上位の馬を選択するというのは有効な予想法だと思います。
前走上がり順位上位の馬が少ないレースに絞る
前走上がり順位1位~3位の馬を選ぶと言っても、こういうレースもあります。
これはスポニチの馬柱。
上がり最速を記録した馬の上がり3Fタイムは白抜きされているのですが、このレースに関しては出走馬中3頭が前走上がり最速を記録していました。
こういう時にどれを選ぶのかという問題ですが、機械的に買うのであれば、こういうレースはパスして良いと思います。
前走で上がり最速を記録している馬が1頭しかいないレースも普通にあるので、そういうレースを狙うようにしましょう。
なれてくれば、前走上がり順位だけではなく、他のファクターも併せて予想することでこういった前走上がり最速馬同士の取捨もできるかもしれませんが、最初のうちは、こういうレースを無理して買う必要はないでしょう。
前走から出走頭数が減っている馬を狙う
上がり最速を記録した馬の中でも、特に好走率が高いパターンは、前走よりも出走頭数が少ないレースに出てくるパターン。
前走で上がり上位の脚を使っていて、今回出走するレースよりも出走頭数が多いレースに出ていた馬は、そうではない馬よりも好走する確率が高くなっています。
まとめ
他にも様々な狙い方はあるのですが、複雑ではなく、シンプルな狙い方だけを簡単に解説しました。
当日上がり最速を出せる馬をピンポイントで見つけることはなかなか難しいですが、前走上がり順位最速だった馬が、今回も速い上がりを出せる可能性は高くなっています。
それを利用して、予想にうまく取り込むことができれば、的中も増やせて、回収率も上げることができるようになると思います。
こういった形でひとつのファクターを解説していくのは今回が初めてなので、あまりうまくまとめられませんでしたが、いつか、これを読んだ方の馬券的中に役立てば幸いです。