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天皇賞(秋)の傾向からは上がり順位重視がベスト!かな?

G1馬8頭が出揃ってかなり豪華なメンバーによる一戦となる今年の天皇賞(秋)

純粋にレースとしてもかなり楽しみですね。

キタサンブラックが復活するのか、ソウルスターリング古馬の壁をぶち破るのか、ヤマカツエースが初戴冠を果たすのか。

他にも国内G1初制覇を狙うネオリアリズムリアルスティールなんかもいるのでかなりの激戦になりそうです。

ただ、馬券という観点からは比較的ハッキリとした傾向も出ています。さっそく確認してみましょう。

前走上がり順位が1位の馬を最重視

前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝 単回値 複回値
3F 1位 4- 2- 1- 24/ 31 12.9% 19.4% 22.6% 109 64
3F 2位 1- 1- 0- 16/ 18 5.6% 11.1% 11.1% 61 47
3F 3位 1- 1- 3- 13/ 18 5.6% 11.1% 27.8% 185 117
3F ~5位 2- 3- 2- 22/ 29 6.9% 17.2% 24.1% 17 35
3F 6位~ 2- 3- 4- 62/ 71 2.8% 7.0% 12.7% 27 36

集計期間:2007.10.28 ~ 2016.10.30

過去10年の秋天に出走した馬の前走上がり順位別成績を確認すると、馬券圏内の大半を前走上がり順位5位以内の馬が占めています。

さらに言えば、前走上がり順位1位の馬が4勝6連対。1着馬に関しては過半数近くを占めています。

上がり最速馬の一般的なイメージとしては、差し・追込馬だと思います。前走上がり順位1位の馬たちの前走脚質を確認してみましょう。

前走上がり3F順位1位の馬の脚質別成績
前走脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝 単回値 複回値
平地・逃げ 0- 0- 0- 0/ 0          
平地・先行 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
平地・中団 4- 0- 0-10/14 28.6% 28.6% 28.6% 242 57
平地・後方 0- 2- 1-13/16 0.0% 12.5% 18.8% 0 74

集計期間:2007.10.28 ~ 2016.10.30

イメージ通りですね。先行していた馬も1頭いますが馬券にはなっていません。

前走上がり順位1位の馬が上げている4勝は、全て前走で中団に構えていた差し馬によるもの。追込馬は連対圏内まで。

このことからは、前走で差す競馬で上がり順位1位を記録している馬を重視すべきという傾向がうかがえます。

今年の出走馬で該当するのは下記の馬。

サトノ2騎ですね。案外簡単に絞れてしまいました。

アラジンとクラウンどちらを取るべきか。これはアラジンでしょうね。

 

サトノクラウンが前走上がり1位を記録したのは、非常にタフな馬場となった宝塚記念でのもの。

上がりタイムも1位とはいえ35秒4と速くはないです。

また、これまでの成績からもサトノクラウンは上がり33秒台を求められるような競馬よりも上がりのかかる競馬・馬場に好成績が偏っています。

このことから、馬場が渋らない限りは、ディープインパクト産駒で切れ味勝負に強いサトノアラジンを上に取るべきでしょう。

 

今回は明確な逃げ馬がロードヴァンドール1頭。キタサンブラックも逃げるかどうか定かではないので、極端な消耗戦にはならず、それなりの切れ味を求められる展開になる可能性が高いです。

それを踏まえると、データ的にも馬の特性的にもサトノアラジンは軸としてふさわしいと考えられます。

天皇賞(秋)は8枠ダメ!絶対!

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝 単回値 複回値
1枠 2- 2- 1-14/19 10.5% 21.1% 26.3% 26 67
2枠 2- 1- 0-17/20 10.0% 15.0% 15.0% 112 32
3枠 0- 0- 3-17/20 0.0% 0.0% 15.0% 0 51
4枠 2- 3- 2-13/20 10.0% 25.0% 35.0% 94 75
5枠 1- 2- 0-17/20 5.0% 15.0% 15.0% 18 52
6枠 2- 0- 1-17/20 10.0% 10.0% 15.0% 249 68
7枠 1- 2- 1-22/26 3.8% 11.5% 15.4% 10 45
8枠 0- 0- 2-26/28 0.0% 0.0% 7.1% 0 19

集計期間:2007.10.28 ~ 2016.10.30

これはもう説明するまでもなく有名ですが、府中の芝2000Mは8枠が圧倒的に不利です。

連対率0%が示す通りなので、サトノアラジンを狙いたくてもこの枠に入ってしまったら無条件に消します。

相手が相当弱いなら、オッズ次第では枠順に目をつぶるという選択肢もありえなくはないです。しかし、今回は秋天史上においてもまれに見る好メンバーが揃った一戦。8枠では厳しすぎます。

結論

枠順が出ていない現時点での結論としては、サトノアラジンが1着候補でもあり、馬券圏内への好走確率が高い軸馬候補。

後ろから漁夫の利を狙うスタイルの馬はあまり好みではありませんが、能力的にも傾向的にも十分チャンスを見込めることに加えて、人気もほどほどに落ち着きそうなので、嫌う理由があまりありません。